はじめに
突然耳の聞こえが悪くなった場合は、まずは医師の診察を受けて下さい。
しかし、加齢の影響や原因が分からないと診断を受けた場合や、然るべき治療を受けても改善がなかった場合のみこちらで紹介する記事をご参考して下さい。
ただし、結果は保証できるものではありません。
あくまで自己ケアが行える対策法をお伝えする前提でご紹介進めて行きます。
突発性難聴とは
突発性難聴とは、
突然、片方の耳(稀に両方)の聞こえが悪くなる原因不明の症状を言います。
厚生労働省より難病指定されているご病気です。
40ー60台で発症の多い傾向にありますが、幅広い年齢層にも起こります。
診断基準には、
・急激な聴力低下
・併発症状(耳鳴り・目眩・頭痛)が有る
・耳内部への異常がない
・原因が不明
上記を満たす場合は、突発性難聴と診断される場合があります。
近年増加傾向にあり、先日も有名なアーティストや芸能人に発症しニュースを目にした方も多いと思います。
耳鼻咽喉科受診で突発性難聴と診断を受けた場合は、副腎皮質ステロイド薬または血管拡張薬等を内服治療をご提案されるはずです。副腎皮質は炎症を抑える薬です。血流障害によって起こった細胞の浮腫や炎症を抑制します。血管拡張薬は、言葉の通り血管を拡張する薬です。
原因
上記の内服薬でお気づきの方もおられると思いますが、共通して治療される部分は、耳周りの血管です。
耳の内耳にある蝸牛は音を伝える為の「有毛細胞」があります。
有毛細胞は音を電気信号に変換し脳へ伝達する役割があります。
この有毛細胞が障害を受ける事で聴力低下などの症状を起こします。
耳の血行不良が起こると、有毛細胞への血液供給が不十分となり機能しににくなります。
血行不良が続けば、次第に壊死と言って細胞の破壊が起こります。
有毛細胞は破壊されると、再生できません。
有毛細胞が破壊される前に血行を整える事が非常に大切となります。
では、耳への血行不良が起こる要因とは、なんでしょうか?
ウイスル性等の例外を除くと、私は主に動脈硬化による血管構造の破綻、外的な圧迫や自律神経の乱れによる血行不良を考えています。
※こちらでは自律神経の乱れによる血行不良の紹介は省きます。
動脈硬化による血管構造の破綻
動脈硬化が起こっている時の血管状態は、ボロボロです。
というのも、変性悪玉コレステロールが血管内を傷つけかさぶたが増えている状態です。そのかさぶたにより血管の通り道を狭くします。放置する事で徐々に進行していきます。その為、変性悪玉コレステロールを増やさない事が大切です。変性悪玉コレステロールとは、悪玉コレステロールから活性酸素の影響で酸化する事で発生します。この活性酸素を減らす事が鍵です。活性酸素は、強いストレスや高負荷の運動でも生じます。排気ガス、ダイオキシン・化学物質等にも大量に含まれます。栄養素のビタミン・亜鉛・ポリフェノール等は活性酸素を減らす作用があります。
外的な圧迫による血行不良
耳周りで分岐する血管は細動脈・毛細血管を含めると複雑です。主幹の大きな血管の周りには胸鎖乳突出筋と顎二腹筋と呼ばれる筋肉があります。
いずれも筋肉が硬化する事で血管が圧迫され血流が乱れます。
筋肉の緊張を緩和し血行を整える必要性があります。
対策
①活性酸素を減らす
現代社会において、環境やストレスを避ける事は難しい為、食事生活の改善を図ります。栄養素のビタミン・亜鉛・ポリフェノール等は活性酸素を減らす作用がある為、バランスの良い食事を心がける。もしくはサプリメントを摂取する事もいいでしょう。
※局所的に耳周囲の血流改善を図っていく場合として効果は乏しい為、下記の“首の筋肉を柔らかく整える”を優先に行って下さい。
首の筋肉を柔らかく整える
耳の下から鎖骨内側1/2に向かう方向(右耳であれば右鎖骨)に外径動脈と内径動脈に分岐する頸動脈があります。
まずはそのライン上にある筋肉をターゲットにします。硬い筋肉を軽めに抑えて首を横に大きく動かしたり、ホットタオル等を当ててほぐしていきます。
症状緩和に効果的である場所が、耳側です。(上側のライン)
筋肉をほぐしても症状が軽減しない場合は、そのやり方が正しくない、過剰に刺激をしている場合もあります。
その場合は、ホットタオルから行う事を推奨します。
終わりに
突発性難聴が発症した場合、一時的に耳への血行不良が起こっている事をご紹介致しました。
実際、血行不良が起こると、細胞への血液供給が不十分となり次第に細胞は壊死します。
細胞の壊死が起これば再生できない為、突発性難聴が発症した場合は早めに受診し然るべき治療を受けて下さい。
然るべき治療を受けても症状が改善しない場合やこの記事で紹介した方法で対処できなかった場合
結果は保証できるものではありませんが、私に一度ご相談下さい。
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